トップページ > 腱鞘炎とは > 腱鞘炎になる原因

「腱鞘炎」になってしまうと普段の生活のなかで行う作業に支障をきたしますので、かなり困ってしまいます。
女性の場合、家事や育児には必ずそういった部分を使う必要がありますので、一度「腱鞘炎」になってしまうと厄介なのです。
ではできればなりたくないこの「腱鞘炎」ですが、どういったことが原因で引き起こされるのか。
それを知ることで、「腱鞘炎」を防ぎ、改善していく参考にしていきましょう。

ひとことでいうなら「使いすぎ」

以前よく「腱鞘炎」になる人ということで聞いたものといえば「ピアニスト」や「楽器を演奏する人」。
こういた人は練習そのものも、演奏することも全て「同じ関節や腱鞘を過度に使う」必要性があります。
ですので以前はこういった方々が「腱鞘炎」になるものだ、と思われていましたが、現在はどうでしょうか。

①電子機器による「腱鞘炎」

昨今では「パソコンの普及」で仕事でいくつもレポートを作る必要があったり、休日でもなにかを検索するのにずっとタイピングしているといったことが一般的にも増えています。
それだけではありません。
実は最近は「子供の腱鞘炎」も増えているのはご存知でしたか?
そうです、「ゲーム機」の使いすぎによる「腱鞘炎」まで多発しているのです。
子供の場合、夢中になると、このくらいでやめておこう、という頃合が認識できず、酷い「腱鞘炎」になってしまうことも。

②子育てでも「腱鞘炎」に

女性の場合、ホルモンバランスが変化する時期に「腱鞘炎」が起こることがあるようです。
どういった時期かというと、「出産後」「更年期」などバランスに大きく変化が起こるとき。
そして出産後も要注意。
子育てでは赤ちゃんを抱き、あやしたりするのは当然のことなのですが、その赤ちゃんの抱っこのしかたによって「腱鞘炎」になってしまうのです。
抱き方にはどうしても個人ごとにクセがありますから、同じような抱き方を続けているうちに、同じような場所ばかりに負担がかかって「腱鞘炎」を引き起こしてしまい、さらにそれがなかなか治らないといった状態に陥りがちなのです。

③仕事の負担で「腱鞘炎」に

パソコンや電子機器の過度の使用による「腱鞘炎」は年々増える傾向にあります。
タイピングなど仕事で行わなければならない場合、どうしても「腱鞘炎」の状態でも作業を続けざるを得ず、症状が悪化する事も。
さらに仕事では「ストレス」も「腱鞘炎」の原因になることがあるのです。
ストレスが原因の場合、その場所を使っていないときまで痛みがでてしまうことがありますので厄介なものです。

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