トップページ > 腱鞘炎の改善について > 腱鞘炎にならない工夫

「腱鞘炎」になってしまう原因は、その関節の部分に過度に負荷をかけてしまうことですね。
これは日常生活や仕事において、そういった状況になってしまう場合、なかなか防ぐことが難しいもの。
しかしそれを早期の段階で改善しておかなければ、「腱鞘炎」は悪化してしまい、さらに治りを遅くしてしまうのです。
ここで日常生活において「腱鞘炎」を改善、悪化させないためにできる工夫について解説していきます。

女性の「腱鞘炎」を改善する工夫

女性が「腱鞘炎」になる原因は、やはり「家事」「育児」による部分がほとんど。
この部分の負担は、家事を行わない、育児をしたことがない方には分からないものですが、実はかなりの負担を強いているものなのです。
それらをできるだけ軽減する工夫については以下の通りです。

・重いものを持たない    
  … 旦那さんと買い物する・お米などは宅配で家まで届けてもらうなど

・文字を書かない      
  … 文字を大量に書くことで手首にかなり負担をかけますので書かないようにする

・菜ばしでの調理をトングに 
  … 菜ばしで重さのある料理をつぐだけでも負担がかかります

・野菜をむくときはピーラーで
  … 包丁出向くと手首を曲げるため、負担がかかります

・フードプロセッサで作業  
  … みじん切りやスライスは思いのほか大変。グッズに助けてもらいましょう

・抱っこ紐をつかって育児  
  … 抱きかかえているだけで肘、手首などに負担がかかるのでそれを軽減

・使う手を変えてみる    
  … どうしても利き手など使ってしまいがちな手を逆の手で代用

日常の「クセ」を見直す

仕事や家事、育児での「腱鞘炎」の場合は、それらでかかる負担を減らしていく、という方向性で工夫していくことが大切ですが、日常生活の中で「腱鞘炎」になってしまっている場合は、やはりその中でどの生活習慣が腱鞘炎の「原因」になっているのか、突き止める必要があります。
その上で、その生活習慣・クセをなんらかの形で変える、改善するといった工夫をしていくことが、「腱鞘炎」の症状の緩和に効果をもたらすのではないでしょうか。
まず自分の生活スタイルを見直してみて、どこでどんな負担をその関節にかけているのか?あるいは食生活なので、不足している栄養素がないか、など、さまざまな見方で自身の生活習慣を改善していくことで、症状の改善が図れるかもしれません。
まずは自身の腱鞘炎の原因となる「クセ」を見つけ出してみましょう。

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